現代の熾烈な受験戦争を勝ち抜いて志望校に合格するには、予備校へ通って受験ノウハウを熟知したプロによるレクチャーやサポートを受けるのが必須といえます。予備校通いを検討しているけれども、驚くほど費用がかかるため負担を感じている方は多いのではないでしょうか。
そこで当記事では、安くて質の高い予備校の選び方と注意点について解説します。授業やサポートの質は落としたくないけれども費用は抑えたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
安くて質の高い予備校の選び方
ここでは、費用を抑えつつ質の高いサービスを受けるための予備校の選び方を解説します。
映像授業・オンライン授業の予備校を選ぶ
映像授業・オンライン授業とは、講師による授業が収録された動画をパソコン・タブレット・スマートフォン等で視聴する授業形式のことです。時間・場所に左右されず何度も繰り返し学べるのが特徴です。対面指導よりも費用が抑えられるため、授業料も安い傾向にあります。
対面であれば集団授業を選ぶ
個別指導の予備校は、オーダーメイドのきめ細かな指導を受けられる反面、予備校側の人件費や負担が大きくなるため授業料は高めに設定されています。集団授業であっても自分に合ったカリキュラムを選択すれば、十分に学力を向上することは可能です。
キャンペーン・割引を利用する
各予備校では、生徒を募るために定期的なキャンペーン・割引を提供しているケースが多くあります。これらを積極的に利用すると、予備校にかかる費用の抑制が可能です。
安い予備校を選ぶ際の注意点
安い予備校を選ぶ際には、金額だけに着目していると大きな失敗を招く場合があるため、いくつか注意すべき点があります。以下に解説します。
合格実績や評判を確認する
予備校は金額をいかに抑えるかを目的としたものではなく、志望校合格を果たすのが本来の目的です。費用が安くても、志望校合格率が低く学力の向上が見込めない予備校を選んでしまっては本末転倒です。必ず候補となる予備校の合格実績や評判についてはよく確認しておきましょう。
トータル費用で考える
予備校の料金体系はさまざまであるため、入稿から受験までに要するトータル費用で考えることが重要です。授業1コマの単価・入学金の多寡・割引など一部分にフォーカスして予備校を選ぶと、トータルで考えると他の予備校よりも高くなる場合もあるため注意が必要です。手間はかかりますが、予備校ごとに料金シミュレーションを行ない、トータル費用を比較して考えましょう。
コース選択について慎重に考える
予備校ではあらゆる生徒のニーズを満たすため、多種多様なコースが用意されています。ここで重要となるのが、自己分析して自分のレベルや目標達成に必要なコースをよく絞り込んで選ぶことです。不要なコースを選んでしまうと、時間と費用が無駄にかかりますし、目標達成にも貢献しないため、予備校選びだけで安堵せずコース選びについても慎重に考えましょう。
まとめ
大学受験には、予備校以外にも受験費用・宿泊費・模試費用などさまざまな費用がかかるため、予備校費用を抑えたい方は多いでしょう。今回ご紹介したポイントを抑えつつ予備校やコースを細かく吟味すれば、質を担保しつつ納得できるサービス・サポートを受けることは十分に可能です。
予備校選びで妥協したくないけれども費用面に懸念を感じている方は、ぜひ当記事を参考にして、安くて質の高い予備校を見つけてください。
