共通テストは大学入学試験の一部であり、受験生が大学に進学するために必要な基礎学習の到達度を判定する試験です。この試験の対策は一人で行なってももちろん構いませんが、予備校を利用したほうが効果的です。
本記事では共通テストとは何か、なぜテスト対策をするうえで予備校が効果的なのか、その理由を解説します。
共通テストとは？
共通テスト（大学入学共通テスト）は、独立行政法人大学入試センターによって実施されている大学入試最大のテストです。大学進学を希望する人が、大学教育を受けるにふさわしい能力や適性を備えているかどうかを評価するために行なわれます。
国公立大学を一般選抜で受験する人は、まず共通テストを受けることが原則です。
また、私立大学の多くは「共通テスト利用方式」を導入しています。そのため、どこの大学を受けるにせよ、一般選抜による受験を考えているなら、共通テスト対策は受験生にとって必須であるといえるでしょう。
予備校が共通テスト対策に最適な理由
共通テスト対策で予備校を利用せずに、独学で何とかすることももちろん可能です。ただし、独学では到達すべきレベルがわからなかったり、過去問を解いただけで満足してしまったりと、対策が不十分なままで終わってしまう可能性があります。
一方、予備校を利用する場合、たいていの予備校では、共通テスト対策講座を備えています。内容は予備校ごとに違いはあるものの、共通テストに適したカリキュラムが組まれているので効率的です。学年や志望校のレベルごとに設定されているので、自分がどの講座に合っているのかよく考えて選べば効果も大きくなります。
また、共通テストには特有の科目があり、わからない部分があっても高校の先生ではカバーできないものもあります。特に理科基礎は導入されて間もないため過去問も少なく、苦労する受験生も多い科目です。独学や高校の授業だけでは対策しきれない科目も、予備校に通うことでしっかりと対策できます。
さらに、共通テストと二次試験、両方の対策をバランスよく進められるようにカリキュラムが組まれているところも多く、どのように勉強を進めればいいかわからない人にもおすすめです。
センター試験と共通テストの違いをふまえた対策は独学では難しいものです。予備校なら、その点もしっかりカバーしてくれるので、利用しない手はありません。
まとめ
共通テスト対策は一人で頑張るよりも、予備校でしっかりと対策するほうが効率的です。
特に、独学ではなかなか点数が伸びない、解説の理解に時間がかかる、読んでもわからないところが多い、そういった悩みがある人は、ぜひ予備校を利用することをおすすめします。
