大学受験に向けて勉強を始めようと考えたときに、予備校に行くかどうか迷っている人も多いでしょう。
独学よりも予備校に通ったほうが受験に有利なことは間違いありませんが、やはり気になるのはお金のことではないでしょうか?
この記事では、予備校に通うためにかかるお金の内訳や、できるだけ安く抑えるにはどうしたらいいのかを解説します。
予備校にかかるお金とは
「予備校は高い」というイメージがありますが、そもそも何にお金がかかるのでしょうか?順番に見ていきましょう。
- 入学金
入学金はどの予備校でも必要です。しかし、予備校によってはキャンペーンなどで割引が適用されることもあるので、一度問い合わせてみましょう。 - 授業料
予備校にかかるお金の大部分を占めるのが授業料です。どの予備校でも選ぶコースによって差がありますが、よりハイレベルなコースであるほど高額になります。
また同じ予備校でも、対面授業を選ぶか、オンライン授業を選ぶかによっても年間費用は変わります。授業料は選ぶ予備校によって大きく差があるので、複数の予備校の資料を見比べてみてください。 - 季節講習費
夏期講習や冬期講習などの季節講習費も無視できません。季節講習は必ずしも受けなければならないわけではありませんが、コースによっては最初から組み込まれていることがあります。 - 模試代
予備校によっては模試代が別途必要な場合があります。基本授業料に含まれている場合と、模試ごとに必要な場合があります。 - 交通費
意外に見落としがちなのが、交通費です。交通費はどこの予備校に通うかで大きく変わります。自宅や最寄り駅、学校に近いところを選べば、かなり安く抑えられるでしょう。 - その他費用
その他の費用として、チューター費やコーチング費、施設利用料など、予備校ごとに別途利用料がかかる場合があるため、事前に詳細を確認しておくことをおすすめします。
予備校を選ぶときの注意点と、安く抑える方法
予備校に通うには、何かとお金がかかりますが、価格の安さだけを重視して予備校を決めてしまうのはおすすめできません。
指導形態や、講師の質、コース内容などを吟味したうえで、自分が通いたいと思える予備校を選ぶことが大切です。
一番重要なのは、自分の志望校に合った受講講座があるかどうかです。予備校では、受講する科目や科目数、コースによって授業料が違います。すでに行きたい大学が決まっているのなら、その大学に入るために必要な入試科目もわかります。必要な科目の講義を受けられるか、自分の志望校は合格実績に入っているか、志望校向けの指導ができる講師がいるか、そういった点を確認してから決めましょう。
予備校には通いたいものの、費用との兼ね合いがどうしても難しい場合は、苦手な教科だけに絞って受講する方法もあります。全科目を受講するコースだけでなく、教科を選べる単科コースがあるかどうかも、予備校を選ぶうえで重要なポイントです。
成績優秀者にはスカラシップ制度や特待生制度が用意されている予備校もあります。全国模試で上位を取るなど、一定の成績を上げていると、打診があるかもしれません。
また、時期によってはキャンペーンや割引特典が用意されていることがあります。
説明会参加特典や、web申し込み限定などの割引がないか、入会前に問い合わせてみてください。
まとめ
予備校にかかるお金について、どのような費用が必要なのか、事前に調べておくことが大切です自分にはどれくらいの受講が必要なのかを考え、受講内容と費用を吟味したうえで、希望に合う予備校を選んでください。