受験勉強は予備校の授業だけでは足りず、自習でさらに学びを深める必要があります。そこで利用したいのが、多くの予備校で提供されている自習室です。
自習室は、予備校によって利用できる時間や制度が異なるため、事前にチェックしておく必要があります。
本記事では、自習室のメリットとデメリットという視点から、自習室で予備校を選ぶポイントを解説します。ぜひ参考にしてください。
メリット・自習室の利用で勉強時間が増える
自習室は、自宅での勉強に集中できない人にとって最適な環境です。自宅には、漫画やゲームなどの娯楽が置いてあることや、家族の存在によって集中力が途切れがち。自習室の利用で、さまざまな誘惑から離れて勉強できます。
自習室では、周りにいるのは全員受験生です。周りが集中して勉強していると、影響を受けて自分も集中できると言う受験生は多数います。
予備校の自習室は、仕切りが設置されていて一人だけの空間を保てる個別ブースや、ほかの受験生の存在を感じながら切磋琢磨できる教室形式など、さまざまな種類があります。自分が希望する形式のある予備校を選びましょう。
また、予備校の自習室利用のメリットは、わからないところがあればすぐに講師に質問できる点です。質問のしやすさも予備校選びのポイントとして視野に入れておきましょう。
デメリット・自習室の環境によっては集中できない場合がある
予備校の自習室は、いつでも好きな時間に使えるわけではありません。開校中はいつでも利用可能な予備校もありますが、予備校によって利用時間や座席の数に制限があります。利用したいときに利用できないことで、勉強時間が減ってしまわないように注意しましょう。
予備校のなかには、有料で外部生の利用を許可しているところがあります。多数の人が出入りすることで、混雑することや集中できない可能性も考慮しましょう。
自宅での勉強と自習室を併用する人は影響が少ないのですが、自習室での勉強がメインの人にとって自習室の環境や制度は勉強の質に直結します。
自習室の広さや収容人数によっても、勉強のしやすさが変わります。一度見学して、自分に合った自習室かどうかを体験してみるのもおすすめです。
まとめ
予備校の自習室は、受験生にとって多くの時間を過ごす場所です。メリットばかりではなくデメリットもあるため、自分が集中できる環境になるかどうかをしっかりと調べたうえで予備校を選びましょう。