大学受験のために予備校に行こうと思っている人は多いと思います。あとで後悔しないためにも、自分に合った予備校を選びたいものですよね。
けれども、どの予備校にすればいいのかわからない……そんな人のために、後悔しない予備校の選び方と、合格するための受験戦略について解説します。
最適な予備校の選び方
予備校といっても予備校ごとにそれぞれ特徴があります。たくさんある予備校のなかから、どの予備校を選べばいいのか迷ってしまう人も多いでしょう。
では、どのように予備校を選べば後悔せずに済むのでしょうか。
ポイントはいくつかありますが、まずは自分が何を重視するかを考えてみましょう。
通いやすさを重視するなら、家や学校、最寄り駅に近い予備校を選びましょう。受験生とは何かと忙しいものです。移動時間を少なくすることは、勉強時間を少しでも多く確保するためにも重要なポイントでしょう。
学習スタイルを重視するなら、予備校の指導方式に注目してみてください。集団授業を行なう予備校は、多くのライバルと切磋琢磨しながら自分を伸ばしたい人に向いています。
少人数での授業を行なう予備校は、集団が苦手な人に向いています。何より講師の目が行き届きやすく、集中しやすい環境が整っています。
授業レベルが自分に合っているかどうかも大切な要素です。自分の学力よりもレベルが高すぎる予備校だと、授業についていけずにモチベーションを保つのが難しくなってしまいます。
また、個別サポートがあるか、つまずいたときに相談できる環境があるかも確認しておくと安心です。
合格するための受験戦略
どのように受験勉強を進めて行けばよいかは、目指す大学や学部、自分の学力や得意科目によって変わってきます。ですから、受験勉強を始める前に、まずは第一志望の大学と学部を決めてしまいましょう。
大学ごと、学部ごとに試験科目が違うので、目指す目標が決まっていないと、受験勉強は始められません。志望する大学と学部が決まったら、試験科目を確認しましょう。
そして現時点での自分の学力と合格ラインとの間に、どのくらいの差があるのかを認識するところから始めます。自分の学力を知ることで、志望する大学に合格するためには、どの科目をどれくらい勉強する必要があるのかがわかります。自分が今どのレベルにいるのかを知るためにも、予備校で行われる模試を積極的に利用しましょう。
受験勉強は長期戦になります。そのため、効率的に勉強するためにも、時間管理は欠かせません。入試までの間、科目ごとにどれくらいの学習量が必要なのかを考え、それをもとに学習の計画を立てましょう。
計画にしたがって学習を進めても、難しくて理解がなかなか進まないこともあるかもしれません。そんなときこそ、予備校の先生に積極的に質問し、わからないところは早めに解決しておくことが大切です。
受験戦略は勉強だけではありません。体調管理も大切な戦略の一つです。特に受験直前になると、追い込みをかけるために勉強時間を増やし、睡眠や休息の時間を削って勉強に追われる人も出てくることでしょう。
しかし、受験当日に体調を崩してしまっては元も子もありません。効率的に勉強を進めるためにも、休息は必要です。受験の日を万全の体調で迎えるためにも、睡眠はしっかり取りましょう。
まとめ
大学受験は、自分に合った予備校の選択と、効果的な受験戦略によって合格率が大きく変わります。予備校をうまく利用しながら、効率的な学習計画をたて、勉強と休息をしっかり両立しながら受験にそなえてください。