予備校ではどのようなテストが実施される?全国模試と確認テストについて解説

予備校

予備校では授業だけでなくさまざまなテストも実施されており、そのなかでも特に重要なのが全国模試と確認テストです。しかし、それぞれどのような内容なのかわからない方もいるでしょう。そこでこの記事では、全国模試と確認テストの内容やメリットを詳しく解説します。

予備校の全国模試とは?

大手予備校が実施している全国模試には、マーク式と記述式、そして大学別の3種類があります。これらの模試は基本的に、主催の予備校に通っている生徒以外でも受験可能です。マーク式模試は共通テストや多くの私立大学入試と同じで、すべてが選択問題となります。問題数が多く、正確に速く問題を解く能力が必要です。記述式は、穴埋め問題や論述問題などがおもに出題されます。思考能力を必要とし、基本的にマーク式よりも難易度が高めです。

大学別模試は一部の難関大学を対象として実施されており、それぞれの大学の出題傾向に沿った問題が出題されます。全国模試を受けるメリットは、予備校内のテストだけではわからない、全国での自分の学力の立ち位置が把握できる点です。特に3種類の模試のなかでもマーク式は受験する方が多いため、正確な偏差値が出やすく、全国順位の信頼性も高くなりおすすめです。

全国模試は毎月のように実施されていますが、高校1年生と2年生は3ヵ月に1回ほど受験すればよいでしょう。高校3年生になったら、毎月受験するようにしてください。特に夏休み前と夏休み明けに受験するのが重要です。なぜなら、夏休み前の模試の結果を確認して夏休みの勉強計画を立て、夏休みの勉強の成果を夏休み明けの模試で確認できるからです。

予備校の確認テストとは?

多くの予備校では確認テストが実施されていますが、その内容や頻度は予備校ごとに異なります。例えば毎回授業終了後に、その日に習得すべき基本的な知識や類題などを中心とした内容で実施している場合があります。他にも、一週間の授業内容が定着しているか確認する内容のテストを、毎週実施している予備校もあります。ほとんどの場合が、合格点を取れないと次の授業に進めず、合格するまで再テストを受けなければなりません。

確認テストのメリットは、単元ごとの見直しに向いている点です。苦手な単元を克服できるように、学習スケジュールを立て直すことにも役立ちます。

まとめ

予備校のテストのなかで、特に重要なのは全国模試と確認テストです。全国模試は全国での自分の学力の立ち位置がわかるため、信頼性の高いマーク式は高校1年生や2年生でも受験するようにしましょう。一方、確認テストは、予備校の授業内容が理解できているか確認するものです。単元ごとの見直しができ、学習スケジュールの立て直しにも役立ちます。どちらのテストも真剣に受け、学力向上や苦手分野克服を目指しましょう。

タイトルとURLをコピーしました