予備校はいつから通い始めればよい?おすすめの時期や早く通い始めるメリットを紹介

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大学受験を見据えて予備校に通うことを検討している方のなかには、いつから通えば良いのか悩んでいる人もいるでしょう。そこでこの記事では、志望大学ごとに予備校に通い始めるおすすめの時期を解説し、さらに早めに通い始めた場合のメリットを紹介します。

志望大学別の予備校に通い始めるおすすめの時期

予備校に通い始める適切なタイミングは、志望大学によって異なります。国立の東京大学や京都大学、私立の慶應義塾大学や早稲田大学など、最難関の大学を志望している場合、高校入学と同時に予備校にも入学するべきです。なぜならば、国立の最難関大学は共通テストにおいて5教科7科目が必須となっており、学習範囲が広く早めの対策が必要となるからです。また、文系の学部であっても二次試験に数学が必須の大学もあります。このような場合は、苦手科目の克服もしなければなりません。

私立の最難関大学の受験科目は少ないですが、その分各教科の試験内容は高度な知識を必要とする傾向にあり、やはり早めの受験対策が必要です。一方、地方の国公立大学を志望する場合、高校2年生の始めから夏頃までには予備校に通い始めるとよいでしょう。ただし、偏差値が60以上になるような難関大学の場合は、なるべく早めに通い始めるようにしてください。

MARCH(明治大・青山大・立教大・中央大・法政大)のような難関私立大学を志望する場合、高校2年生の始め頃には通い始めることをおすすめします。難関私立大学のなかには1~2科目で受験可能な学部もあり、受験対策は一年ほどあれば十分だと言う人もいるでしょう。しかし、最難関大学を志望する方がすべり止めで受験する場合も多く、倍率が高くなる可能性もあり油断は禁物です。一方、偏差値50前後の私立大学を志望する場合は、高校3年生の始め頃から通い始めれば問題ありません。

予備校に早い段階で通い始めるメリット

志望大学に関わらず、予備校に早い段階で通い始めることにはメリットがあります。まずは基礎的な知識が身に付く点です。高校3年生になると予備校では、おもに高校1、2年の頃の学習内容を理解している前提で授業が進みます。そのため、基礎的な知識が身に付いていないと後れを取る可能性があります。そうならないためには、早めに予備校に通い始めるとよいでしょう。また、学習習慣が身に付くのも予備校に早めに通い始めた場合のメリットです。勉強時間をうまく確保できるようになり、勉強量も増えます。

まとめ

最難関大学や地方の国公立大学、難関私立大学などの志望大学によって、予備校に通い始めるおすすめの時期は異なります。しかし、早めに通い始めると、基礎的な知識や学習習慣などが身に付くメリットがあります。志望大学や学力などを考慮して、なるべく早めに自分に合った予備校を見つけてください。

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