予備校の個別指導とは?メリットとデメリットを紹介

予備校

予備校にはおもに集団指導と個別指導があり、それぞれ特徴が異なります。自分に合ったほうを選ぶ必要がありますが、どちらが向いているのかわからない方もいるでしょう。そこでこの記事では、個別指導の予備校にフォーカスし、そのメリットを集団指導と比較しながら解説します。併せてデメリットも紹介するので、予備校選びの参考にしてください。

個別指導の予備校のメリット

個別指導の予備校では、講師1人に対し、生徒1~5人ほどで授業を行なうのが一般的です。個別指導の予備校のメリットの一つには、生徒一人ひとりに合わせてカスタマイズしたカリキュラムどおりに授業が進められる点があります。集団指導の場合、ある程度の学力レベルに合わせてクラス編成されるものの、そのクラス全員が同じカリキュラムの授業を受けることになります。この場合、授業についていけなくなるおそれもありますが、個別指導ならばその心配はありません。生徒一人ひとりの目標偏差値や志望校、学力などに合わせてカリキュラムが作られるため、自分のペースで焦らず勉強できます。そのため、苦手な分野のみ重点的に指導してもらうといったことも可能になります。

また、自分の時間の都合に合わせやすいのも、個別指導のメリットの一つです。集団指導の場合、時間割が決められており、それに合わせて授業を受けなければいけません。しかし個別指導ならば、自分の都合に合わせて授業を受ける頻度や時間を調整できます。部活や習い事がある方も勉強しやすい環境といえます。しかも個別指導は、講師と生徒の距離が近く常にコミュニケーションが取りやすい環境にあるため、講師に質問しやすいというメリットもあるのです。たとえ部活や習い事が忙しくて予備校になかなか通えなかったとしても、周りの生徒を気にせず講師に気軽に質問できるのは魅力でしょう。

個別指導の予備校のデメリット

個別指導の予備校のデメリットは、競争心が薄れてしまう点です。実は受験において、ライバル的な存在は重要です。例えば学力レベルによってクラス分けがされている場合、上位クラスを目指して勉強を頑張る生徒も大勢いるでしょう。しかし、個別指導だとほかの生徒と学力を比べる機会がほとんどなく、勉強に対するモチベーション維持が難しくなるおそれもあります。他にも集団指導に比べると費用が高い点も、個別指導のデメリットです。

まとめ

個別指導の予備校は、生徒一人ひとりに合わせたカリキュラムに沿った授業が受けられる、自分の都合に合わせやすい、講師に質問しやすいといったメリットがあります。しかし、競争心が薄れてしまう、費用が高いといったデメリットもあるため注意してください。集団指導と比較しながら、自分に合った予備校を選択するとよいでしょう。

タイトルとURLをコピーしました