浪人生として受験対策を考えたとき、自宅学習や家庭教師などさまざまな選択肢があります。そのなかの一つに予備校がありますが、費用が高額なため悩んでいる方も多いでしょう。そこでこの記事では、浪人した場合に予備校に通うメリットと、予備校を選ぶ際のポイントを紹介します。
浪人した場合でも予備校に通うメリット
浪人生が予備校に通う一つ目のメリットは、講師のサポートが受けられる点です。勉強していると必ずわからない部分が出てきますが、自宅学習だとすぐに質問できる相手がいません。自力で解決できる場合もありますが、時間がかかり効率的ではないでしょう。やはりすぐに解き方のポイントやヒントを与えてくれる講師の存在は重要であり、浪人生にとって大きな力になります。また、浪人中は精神的に不安定になる場合も多く、そのようなときに講師が相談相手になってくれるのもメリットです。
浪人生が予備校に通う二つ目のメリットは、浪人生向けのカリキュラムが用意されている点です。受験本番までの時間は限られており、自分の志望校に合わせて効率よく勉強する必要があります。しかし、それは簡単なことではありません。そんなときに、志望校や生徒の学力、現役生、浪人生などさまざまなパターンに合わせたカリキュラムが用意されている予備校が役に立ちます。
他にも、予備校に通うことで規則正しい生活が送れるのもメリットです。浪人生には自由な時間が多い分、生活リズムが崩れやすいデメリットがあります。夜型の生活になり、体調不良になる方も少なくありません。それに比べ予備校は決められた時間に授業があるため、それに合わせて行動すれば毎日規則正しい生活を送れます。
浪人した場合に予備校を選ぶ際のポイント
浪人生が予備校を選ぶ際は、通いやすい立地かどうか確認してください。予備校まで片道何時間もかけて通うとなれば、その分勉強時間をロスすることになります。また、参考書などで荷物が重く、想像以上に体力的な負担も大きくなります。可能な限り自宅近辺の予備校を選ぶほうが良いですが、ない場合は寮がある予備校も視野に入れてみてください。他にも自習室が使いやすいかどうかも確認しましょう。自習室は基本的に自由に使える場合が多いですが、なかには利用時間や利用資格などさまざまな制限を設けている予備校もあるため注意してください。
まとめ
勉強をサポートしてくれたり、受験の相談相手になってくれたりする講師がいるため、浪人した場合も予備校に通うメリットは大きいです。また、志望校に合わせたカリキュラムが用意されている、規則正しい生活を送りやすいといったメリットもあります。予備校を選ぶ際は立地や自習室について確認し、費用なども考慮しながら自分に合ったところを見つけてください。